流行に備えよう! インフルエンザの予防接種はいつから打てる?

今年は新型コロナウイルスが5類に移行されてから初めての冬を迎えます⛄
マスクの着用率もここ数年のコロナ禍と比較すると下がっており、新型コロナウイルスの感染再拡大や、インフルエンザの流行が懸念されています。

そのため、予防接種の需要もかなり高まると予想されていますが、皆さんはいつから予防接種を受けられるのか、ご存じでしょうか?

今回は季節性インフルエンザについて、予防接種についても触れながら情報をまとめていきます!

そもそも季節性インフルエンザって?

そもそも、毎年流行しているインフルエンザには、なぜ“季節性”と“新型”の2種類が存在するのでしょうか?

そもそも、感染源であるインフルエンザウイルスには、抗原性(抗原となる物質が抗体を特異的に認識して結合する性質)の違いにより、A・B・C・D型に大きく分類されます。
その中でも、A型は毎年少しずつ抗原変異を起こしながら毎年世界中で流行しています。B型はA型のように抗原変異は起こしませんが、主にヒト間で流行するA・B型を併せて「季節性インフルエンザ」と呼ばれています。

そして、時としてこの抗原性が大きく異なるインフルエンザウイルスが現れ、多くの人々が免疫を獲得していないことによって、全国的に急速にまん延することがありますが、このように多大な影響を及ぼす可能性があるものを、「新型インフルエンザ」と呼びます。

基本的に、インフルエンザの感染経路としては、飛沫感染接触感染が挙げられます。

また、発症すると、以下のような症状がみられます。

  • 38℃以上の発熱
  • 頭痛、関節痛、筋肉痛などの全身にわたる症状
  • のどの痛み、咳、くしゃみ、鼻水などの局所的な症状

このような症状は、急激に発症してしまいます。
高齢の方や小さなお子さん、持病のある方などは、特に重症化しやすいと言われているので、気を付けなければなりません。

感染しないために出来ること

感染しないために出来る対策は、帰宅時や食事前などにこまめに手洗いうがいをしたり、人混みに出るときはマスクをしたりなどのとても簡単なものばかりです。
また、免疫が下がっていると、非常に発症しやすくなってしまいますので、健康的な生活習慣(バランスの取れた食事や十分な睡眠時間の確保など)にも気を付けましょう!

ここに加え、予防接種を受けるということも対策の一つです。 接種を受けたからといって、発症しないというわけではありませんが、少しでも発症の可能性を下げる、そして発症時の症状を緩和することができます。

では、今年はいつから予防接種を受けられるのでしょうか?

予防接種はいつ受ける? いくらかかる?

厚生労働省によると、今年のワクチン供給は約6,300万人分が予定されています。これは過去5年でみても、最大の供給量です。

原則として、予防接種法に基づく定期接種対象者(65 歳以上の方等)を対象に、10/1(日)~ ワクチン接種が始まっています。
これは、ワクチンをより必要をしている方が確実に摂取できるようにというものです。

上記の定期接種対象者以外の方々は、10/26(月)~ 接種を受けることが出来ます◎
13歳未満のお子さんは、2回の接種が必要なため、注意が必要です⚠

※定期接種対象者以外の方々も、10/1~26までは、接種時期の協力を仰がれている状態ですので、10/1~ も接種を受けることは可能です。


以下、厚生労働省から提供されているワクチンの接種時期に関するものです。

厚生労働省から提供されているワクチンの接種時期に関する案内
出典:季節性インフルエンザワクチン接種時期ご協力のお願い(厚生労働省)

そして、予防接種の料金は病院により異なり、大半が3~5,000円に設定されているようです。
少しでも安く受けられたい方は、受診前に調べることをお勧めします。

もし感染してしまったら

もし、感染・発症してしまったときは、どうすればいいのでしょうか?

まずは、医療機関の受診です。特効薬は存在しないため、対症療法にはなりますが、急速に体調が悪くなってしまうため必ずマスクを着用したうえで、早めに受診しましょう。

次に、十分に休養・睡眠を確保し、健康的な食事を心がけましょう。
睡眠不足や、アンバランスな食事は、免疫低下につながります。更に水分補給も欠かせません。
過度な糖分・塩分が含まれたものは避け、たくさんの水分をとりましょう。

学校などでは、学校保健安全法にのっとって、「発症後5日間かつ解熱した後2日(満1歳から就学前の幼児は3日)を経過するまで自宅待機」の出席停止が一般的であるとされています。
職場においては特に明記されていませんが、同じような療養期間を取ることが多いです。

出席停止期間早見表(小学生以上の場合) ▼ 出席停止期間早見表(小学生以上の場合)
※幼児の場合は解熱後3日目までの療養が必要

まとめ

今回は、季節性インフルエンザについてまとめました。
基本的な感染対策を徹底し、臨機応変にマスクを着用して(医療機関受診時には必ず!)感染してしまわ無いように気を付けましょう!

ここからは、番外編としてこの秋・冬におススメしたいマスクをご紹介していきます♪
興味のある方は、画像をタップしてみてください!

◇ IKISURU

メッシュ素材を使用した、通気性の良いマスクです。
こもりがちな熱や湿気を放出しつつも、息は吸いやすいという特徴があります。
結露の生じるこれからの寒い季節におススメです!
また、人気の3D形状のため、小顔効果も✨

◇ Victorian Mask

ハリのある、しっかりとした素材を使用することで、呼吸の度にマスクが動いてしまうなどのストレスがありません。
また、高品質素材のため、肌トラブルも起こしにくく、乾燥しやすいこれからの季節に是非使用していただきたいマスクです!